ニュージーランドの信号は青の時間が短い?日本との違いにびっくり!

日常

ニュージーランドで暮らし始めてから、街を歩いていて何度も感じたことがあります。

それは 「信号の青の時間、めっちゃ短くない!?」 ということ。

日本だと横断歩道は比較的ゆっくり渡れるように設定されていますよね。特に都心部でも、お年寄りや子どもでも渡り切れるくらいの時間は確保されています。ところがニュージーランドでは、青になった瞬間に渡り始めても「え、もう点滅!?」と焦ることがよくあるんです。

今回は、そんなニュージーランドの信号事情について、日本との違いや実際に感じた困りごとを紹介していきます。

ニュージーランドの信号、青はほんの数秒?

ウェリントンを歩いているとよく気づくのですが、歩行者用信号が青になるのは本当に短いんです。場所によって違いはありますが、体感で 5〜7秒くらいしか青が続かない ところもあります。

青になった!と安心してゆっくり歩き出すと、もう点滅が始まって「急げ!」とプレッシャーをかけられる感じ。観光で来ている人や、歩くスピードがゆっくりな人だと渡り切れないこともあるんじゃないかと思うくらいです。

日本の信号との違い

日本では「歩行者優先」の考えが強いためか、横断歩道の青はしっかり長めに設定されています。大きな交差点でも余裕を持って渡れるし、信号が点滅に変わっても「まだ大丈夫かな」という感覚で進めますよね。

一方ニュージーランドは 車社会。道路は広くても歩行者は少なく、基本的に「車の流れを止めない」ことを重視しているように感じます。そのため青信号は短めに設定され、すぐに車優先に切り替わってしまうのです。

実際に困ること

実際に生活していると、この「青の短さ」で困る場面が結構あります。

  • 荷物を持っている時に間に合わない
     スーパー帰りで袋が重いと、走れなくて焦る。
  • 観光客が立ち止まる
     「今渡っていいの?」「え、もう赤!?」と戸惑う人をよく見かける。
  • お年寄りや子どもに厳しい
     特にお年寄りにはかなり不親切な設計かも。

日本だと「安心して渡れる横断歩道」ですが、ニュージーランドだと「ちょっとしたスポーツ感覚」で渡る必要があります。

ニュージーランドらしい信号事情

青が短いだけでなく、ニュージーランドの信号には独特な点もあります。

  • 横断ボタンを押さないと青にならない
     多くの交差点では、歩行者がボタンを押さないといつまで経っても青になりません。
  • 音で知らせてくれる
     視覚障害者向けに「ピッピッ」という音が鳴る仕組みがあり、日本より分かりやすい面もあります。
  • 車がすぐにスタートする
     青が終わると同時に車が発進するので、渡り切れずに残っていると危険。

こうした文化の違いも、ニュージーランド生活をして初めて分かるポイントだと思います。

健康的に歩けってことかも?

最初は「短すぎて不便だなあ」と思っていましたが、慣れてくると「青になったらダッシュ!」が習慣になってきます。ちょっとした運動になって、むしろ健康的かもしれません(笑)

ニュージーランドは基本的にのんびりした国ですが、信号に関しては意外とせっかち。日本の感覚で歩いていると戸惑うこと間違いなしです。

まとめ

ニュージーランドの信号は日本と比べて 歩行者の青がとにかく短い という特徴があります。

  • 日本:歩行者優先、青は長め
  • ニュージーランド:車優先、青は短め
  • 実際:観光客や特にお年寄りには不親切

旅行で訪れる人も、ワーキングホリデーで長期滞在する人も、この違いを知っておくと安心です。

「青だから安心」と思ってゆっくり歩いていると、あっという間に赤になってしまうので要注意!

ニュージーランドでの信号体験は、ちょっとしたカルチャーショックのひとつ。

日本と比べることで「車社会ならではの文化の違い」が見えてきます。

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