ニュージーランドで生活を始めて間もない頃、私が驚いたことのひとつが「パブに犬を連れてくる人がとても多い」という文化です。日本では飲食店にペットを連れて入ることはほとんどありませんが、ニュージーランドではかなり日常的に見かけます。
この記事では、実際の体験談を交えながら、ニュージーランドの犬連れパブ文化と、その背景やルール、注意点を解説します。
初めて見た犬連れパブの光景
ウェリントンの中心部にあるパブに行ったときのこと。
仕事帰りで少し飲もうと思い、友人とテラス席に座ったら、隣のテーブルの足元で大きな犬がのんびり寝そべっていました。さらに周囲を見渡すと、3組中2組が犬を連れてきていたのです。
しかもお店のスタッフが自然に犬に水を出してくれていて、「これが当たり前なのか!」と衝撃を受けました。
ニュージーランドで犬連れが多い理由
ニュージーランドは、ペットを「家族の一員」として扱う文化がとても強い国です。犬は散歩やお出かけに同行するのが普通で、パブやカフェの屋外席もその延長線上にあります。
また、パブ文化自体が屋外スペースを重視しているため、犬連れでも過ごしやすい環境が整っています。
特に春から夏にかけては、ビアガーデンのようなオープンエリアで飲む人が多く、そこに犬がいる光景は日常の一部です。
犬好きにとっての魅力
犬連れパブは、犬好きにとってまさに天国のような場所です。
お酒を飲みながら、かわいい犬と触れ合える。しかも犬の飼い主さんもフレンドリーな人が多く、会話のきっかけになります。
観光で訪れる人にとっても、ニュージーランドらしい犬文化を肌で感じられる貴重な体験になるでしょう。
私も犬を飼ってはいませんが、犬が隣でくつろいでいる空間はとても癒されます。
注意点と例外
犬連れ文化が広いニュージーランドでも、すべての店がペットフレンドリーなわけではありません。
特に高級レストランや屋内中心のバーでは、犬禁止のケースもあるそうです。訪れる前にウェブサイトや口コミで事前に確認するのがおすすめです。
大型犬の場合、スペースが限られる場所だと周囲に迷惑をかける可能性があるため、状況を見て判断しましょう。
まとめ
ニュージーランドでは、パブに犬を連れて行くことは珍しいことではなく、文化として根付いています。
屋外席が多いパブ文化、ペットを家族として大切にする考え方が、この犬連れOKスタイルを支えています。
旅行者やワーホリで訪れた人も、犬好きならぜひ一度「犬連れパブ」を体験してみてください。
日本とは違った温かい空気と、犬たちのリラックスした姿にきっと癒されるはずです。
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