ウェリントン中心部は傘なしでも平気?屋根と街の構造のおかげで快適に歩ける理由

日常

ニュージーランドの首都ウェリントン。海と山に囲まれた風光明媚な街ですが、天気が変わりやすいことでも有名です。

そんな中、実際にウェリントン中心部で生活してみて気づいたのは、雨が降っても傘をさしている人がほとんどいないということ。日本から来たばかりの私にとっては驚きでした。

その理由はいくつかありますが、特に大きいのが「街中に屋根付きの歩道やアーケードが多い」という点。この記事では、ウェリントン中心部で傘なし生活が可能な理由を、実際の体験を交えて解説します。

1. ウェリントンは天気が変わりやすい街

ウェリントンは「1日の中に四季がある」と言われるほど天気の移り変わりが早い地域です。

朝は晴れていても、昼に急に小雨が降り、夕方にはまた青空…というのは日常茶飯事。降る時間が短く、強く降り続くことが少ないため、「わざわざ傘を出すまでもない」と感じる人が多いのです。

2. 中心部は屋根付きの歩道が充実

ウェリントン中心部を歩くと気づくのが、建物の前に連なる屋根付きの歩道。

これは店舗やカフェ、オフィスが並ぶ通りに多く設置されていて、雨の日でも屋根の下を伝って歩けばほとんど濡れません。

実際、私が住んでいるエリアからスーパーやバス停までのルートも、ほぼ屋根の下だけでたどり着けます。

3. アーケードやショッピングモールで雨を回避

ウェリントンの中心部には、屋内を通り抜けできるショッピングモールやアーケードが点在しています。

例えば、Lambton Quay(ランブトンキー)周辺には、ビル同士をつなぐ屋内通路や商業施設が多く、雨の日でも屋内を抜けて移動可能。

これにより、移動距離の半分以上を屋内や屋根付きの場所で過ごせるため、傘の必要性がかなり減ります。

4. 強風で傘が不向き

屋根が多いのも理由ですが、ウェリントン特有の強風も傘を持たない理由のひとつです。

普通の傘ではすぐに裏返って壊れてしまうため、地元の人は防水ジャケット+フードで移動するのが基本スタイル。

屋根付き歩道とこの服装があれば、ほとんど濡れずに移動できます。

5. 街がコンパクトで移動時間が短い

ウェリントン中心部は非常にコンパクトで、徒歩で10〜15分あれば主要な場所を行き来できます。

移動時間が短い上に屋根付きのルートが多いため、「濡れる時間」がほとんどありません。

日本のように大きな繁華街を横断する必要がないので、雨の日のストレスも少なめです。

6. 実際に傘なし生活をしてみて

最初の1週間は日本から持ってきた折りたたみ傘をバッグに入れていましたが、結局一度も使わずじまい。

ある日、わざと傘を持たずに出かけてみたら、屋根とアーケードをつないで移動できることに気づき、それ以来は完全に傘なし生活です。

小雨ならフードをかぶるだけで十分ですし、屋根の下を歩けば本降りの時でもほとんど濡れません。

7. 観光客へのアドバイス

旅行でウェリントン中心部を歩くなら、傘よりも軽いレインジャケットを持ってくるのがおすすめです。

観光スポットやカフェ巡りの途中も、屋根やアーケードを活用すれば快適に移動できます。

特に、Lambton QuayやCuba Street周辺は屋根付き歩道が多く、雨の日でも街歩きがしやすいエリアです。

まとめ:ウェリントン中心部は「屋根のおかげ」で傘いらず

ウェリントン中心部では、

  • 屋根付き歩道やアーケードが多い
  • 強風で傘が使いにくい
  • 移動距離が短い
    という理由から、傘を使わない人がほとんどです。
    生活してみると、雨の日でも濡れずに移動できる便利さに驚くはず。これから来る人は、ぜひ現地のスタイルに合わせて「傘なし生活」を体験してみてください。

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