日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ニュージーランドのバーやパブでは、お酒や食べ物を頼むときにその場で支払いをするのが一般的なんです。最初はちょっと戸惑いましたが、慣れてくるとこれがとても快適。今回はそんな「NZのパブ文化」について、体験を交えながら詳しく紹介します。
注文と同時に会計!これがニュージーランド流
ニュージーランドのバーやパブに行って最初に驚いたのが、テーブルに座っても誰もオーダーを取りに来ないこと。日本だと「すみませ〜ん」と店員さんを呼んで注文して、最後にまとめてお会計という流れが一般的ですが、NZでは違います。
基本的な流れ
- カウンターに自分で行く
- 飲みたいお酒や食べ物を伝える
- その場で支払いを済ませる(カード払いが主流)
- 飲み物はその場でもらえることが多く、食べ物は番号札をもらってテーブルで待つ
つまり、最初に全部済ませてから楽しむというスタイルなんです。
帰るときがめちゃ楽!
これ、実際に体験してみると本当にラクなんです。
日本だと最後に「伝票ください」と言って、お金を出して、割り勘して…という流れがあるじゃないですか?混んでるときなんかレジ前で並んだりしてちょっと面倒。
でもニュージーランドのパブなら、飲み終わったらそのまま帰ってOK!
すでに支払いは済んでいるので、「あ、もう帰ろうか」って時にすぐ立てるのがストレスフリー。誰かと飲んでいても、時間が合わなくて先に帰りたいときも、サッと一人で帰れるのが本当に気持ちいいです。
割り勘文化も自然にできる
もう一つこのスタイルでいいなと思ったのが、割り勘が自然にできるという点。
みんなそれぞれ、自分が飲みたいもの・食べたいものを自分で頼みに行って自分で払うので、「割り勘どうする?」みたいな気まずい空気がそもそも存在しません。日本ではよくある「ちょっと多めに払った」「あの人お酒たくさん飲んでたのに…」みたいな不満もない。
つまり、「自分の分は自分で払う」文化が根付いていて、めちゃくちゃフェアなんです。
最初は戸惑ったけど、すぐ慣れる
正直に言うと、最初はこのシステムに戸惑いました。
「え、テーブルに座っても誰も来ないの?」「伝票もないの?」と、最初の1、2回は戸惑いまくり。
でも慣れてくると、「自分のタイミングで頼んで、支払いもすぐ済ませられる」というのはとても気楽で快適。
特に英語が得意じゃなくても、カウンターで「This one, please」と言ってカード出せばそれで通じるので、英語初心者でも意外とハードルは低いです。
チップは必要?NZのパブのマナー事情
ニュージーランドでは、基本的にチップの文化はありません。
もちろん、サービスがすごく良かった時や、観光地のレストランでは置いていく人もいますが、バーやパブではチップを渡す人はほとんどいません。
なので「いくら渡せばいいの?」と悩むこともなし!これもまた、NZパブ文化のラクなポイントです。
スマホで注文&支払いも増えている
最近では、QRコードでメニューを見て、そのままスマホから注文&支払いができるバーも増えてきています。
とくに忙しいお店やフードトラックを併設しているようなところでは、これが便利。
✅ 注文の列に並ぶ必要なし
✅ 注文履歴もスマホに残る
✅ 友達とシェアもしやすい
テクノロジーが進んでいて、よりスマートに飲める環境が整っているなあと感じました。
日本のスタイルとの違いを楽しもう
ニュージーランドに来て、こうした文化の違いを体験すると、「日本のやり方=当たり前」ではないんだなあと実感します。
日本の「おもてなし文化」も素晴らしいけど、NZのセルフスタイルは“気軽に飲める文化”があって、また違った良さがあります。
まとめ:NZのパブ文化は「自由で気楽」だった!
最後にまとめると、ニュージーランドのバー・パブ文化の特徴は以下の通り:
- 注文時に支払いを済ませるから、帰るときがめちゃ楽
- 割り勘しなくても、それぞれが自分の分を払う文化
- チップの必要なしで、コスト面でもわかりやすい
- スマホオーダーも普及していて、効率的に飲める
日本とは全く違うけど、これがまたニュージーランドらしい自由さと気楽さを感じさせてくれます。ワーホリ中にぜひ一度、地元のパブに足を運んで体験してみてください!
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