ニュージーランドでワーキングホリデー中の私ですが、最近ちょっと気になることがあります。それは、「職場で人がよくやめていく」ということ。
え? こんなに簡単に人ってやめるの?とびっくりするくらい、あっさりとスタッフが入れ替わるのが当たり前のようになっていて、日本の感覚とはかなり違います。
今回は、そんな「仕事をやめる人が多い」現地のリアルと、その背景、そして実際に働いている私が感じることを率直にまとめます。
ニュージーランドでは仕事をやめるハードルが低い?
まず、前提としてニュージーランドは「転職大国」と言われるほど、仕事をやめるハードルがとても低い国です。特にホスピタリティ系(レストラン、カフェ、バーなど)では、常に求人が出ていて、人の出入りもかなり激しいです。
実際の現場では…
私の働いているレストランでも、ここ1ヶ月で少なくとも3人は辞めました。
しかもその理由が、「別の仕事が見つかったから」とか「ちょっと遠いからやっぱやめる」みたいな、かなりライトな感じ。日本だったら「最低でも1ヶ月前に報告して〜」とか、引き継ぎがどうとか、色々あるはずなんですが、こちらはとてもフレキシブル。
「合わなければすぐやめる」は普通のこと
日本だと、「我慢して続けることが美徳」とされがちですが、ニュージーランドでは「合わなければすぐやめる」が当たり前。自分に合った働き方を探すのが優先なんですね。
これはワーホリの人だけじゃなくて、ローカルの人でも同じです。だから、今日まで一緒に働いていた人が、明日から急にいなくなることもあります。
ワーホリ勢にとってはありがたい環境?
この「人の出入りが多い」というのは、ワーキングホリデーで来ている私たちにとっては、ある意味チャンスでもあります。
なぜなら、空きが出やすい=仕事が見つかりやすいということ。
もちろん、英語力や経験が求められる仕事もありますが、根気強く探せば自分に合う職場が見つかる可能性が高くなります。
でも不安にもなる
ただ、実際に働いていると「この職場、だいじょうぶかな…?」って思うこともあります。
・新しい人が入ってきてもすぐ辞める
・スタッフが安定しないから、お店の運営もバタバタ
そういう現場も少なくありません。自分がどれだけ頑張っても、周りの環境に左右されることもあります。
辞めてく人が多い理由(仮説)
実際に見てきた中で、辞めていく理由をいくつかまとめてみました。
1. 他の職場の方が時給が高い
ニュージーランドは最低賃金が高いですが、それでもお店によって差があります。より時給が良い職場を見つけると、サクッと乗り換える人が多いです。
2. シフトが少ない or 合わない
パートタイムで働いていると、週に2〜3日しか入れない時もあります。それだと生活が厳しいので、もっと働ける職場を探す人もいます。
3. 人間関係や雰囲気が合わない
ニュージーランドの職場はフレンドリーですが、それでも人間関係のストレスがゼロとは限りません。合わないと思ったら無理せず離れる人が多い印象です。
じゃあ私はどうする?
正直に言えば、私も今の職場に100%満足しているわけではありません。
もっと英語を使える環境でも働いてみたいし、できればもう1つ、収入源を増やしたいとも思っています。でも、いまの職場にもいいところはあって、そこを大事にしつつ、並行して次を探しているところです。
まとめ:辞めていくこと=悪ではない
日本にいると、「仕事をやめること=逃げ」みたいな考えに縛られがちですが、ニュージーランドでは全く違います。
むしろ、「やりたくない仕事を続ける方が時間のムダ」と考える人が多いです。
だから、周りに影響されすぎず、自分のペースで働いていくことが大切なんだな、と改めて実感しました。
これからワーホリする人へ
これからニュージーランドにワーホリで来る人へ伝えたいのは、
- 辞めてく人が多くても、焦らなくてOK
- 仕事は探せばちゃんと見つかる
- 「合わなければやめていい」が普通だから無理しなくていい
ということ。
柔軟に動ける人の方が、この国では生きやすいかもしれません。
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