海外に来て生活していると、日本にいたときは当たり前すぎて気づかなかった“日本のすごさ”を改めて実感することが多いです。その中でも、日々の暮らしで何度も「やっぱり日本って神だな」と思わされるのが…コンビニ!
ニュージーランドにも「24時間営業の店」はありますが、日本のコンビニとは比べものにならないと感じています。今回は、日本のコンビニのすごさと、NZとの違いを実体験ベースで紹介します。
ニュージーランドにも一応“24時間系”の店はある
まず前提として、ニュージーランドにも24時間営業の店はあります。
でもその中でも私が知っている店舗は1つだけで、Night’n Day(軽食中心のチェーン店)というところです。
一応、お菓子・ジュース・カップ麺・サンドイッチ・パン・アイスなどは置いてあります。ただし、日本のコンビニをイメージして行くと…がっかりします。
① 値段がとにかく高い!気軽に寄れない
まず衝撃だったのが、価格の高さ。
たとえば、日本のコンビニなら:
- おにぎり:150円前後
- カップ麺:200円〜300円
- お菓子:100円台が中心
ニュージーランドの24時間店では:
- カップヌードル(輸入品):$4〜6(約360〜550円)
- サンドイッチ:$6〜10
- チョコレートバー1本:$5前後
深夜に小腹が空いても、「ちょっと高すぎない?」と我に返るレベルです。特にワーホリ勢のような節約生活をしている身にはキツい…!
② 品ぞろえが“めちゃくちゃ少ない”
日本のコンビニって、もはや小さなスーパー並みに何でも揃ってますよね。
- 食事:おにぎり・弁当・惣菜・冷凍食品
- 飲み物:ジュース・コーヒー・栄養ドリンク
- 日用品:歯ブラシ・カミソリ・下着・文房具
- サービス:宅配・コピー・ATM・支払い系
これがNZだと、本当に必要最低限。
ニュージーランドの24時間店でよく見るのは:
- お菓子とジュース
- 少しの冷凍食品(ピザとか)
- タバコやアルコール類
- ガム・缶詰・ミネラルウォーター
ティッシュや薬、生理用品などの生活必需品も、ない場合が多いです。しかも全体的にバラエティが少ない。選べない。
③ ホスピタリティもサービスも全然違う
日本のコンビニ店員さんって、基本的に丁寧で親切ですよね。
外国人旅行客が驚くのも納得:
- 接客マナーがしっかりしている
- 支払い方法が豊富(Suica、PayPayなど)
- 店舗もトイレもきれいで清潔
- 温め・カトラリー・ゴミ捨ても完備
ニュージーランドでは、スタッフの接客はカジュアルというか、かなりラフでフレンドリー。それはそれでいいんですが、“サービス精神”という面では完全に日本の圧勝です。
④ 日本のコンビニが恋しくなる瞬間
実際に海外生活していると、日本のコンビニが恋しくなる瞬間はこんなときです。
- 深夜におにぎりやホットスナックが欲しいとき
- ちょっとした文房具や日用品が必要になったとき
- トイレを借りたいけど、どこも開いていないとき
- 雨宿りしたいけど入れるお店がないとき
- ちゃんとしたご飯がワンコインで欲しいとき
特に日本の「おにぎり」「おでん」「ファミチキ」「コーヒー」あたりは、神の食べ物に思えてきます。
なぜ日本のコンビニはこんなに優れているのか?
調べてみると、日本のコンビニ文化って世界的にもかなり特殊らしいです。
- 人口密度が高く、小型店舗が機能しやすい
- 利便性を最重視する国民性
- 接客や清潔さへの意識が高い
- 競争が激しくサービスがどんどん進化
つまり、日本のコンビニが便利すぎるのは、日本独自の進化の結果。海外の人が「日本のコンビニやばすぎ」と感動するのも、当然なのかもしれません。
まとめ:日本のコンビニは、帰国したらまず行きたい場所
海外で暮らしてみて、本当に思います。
「日本のコンビニって、世界一便利なライフラインだったんだな」と。
もちろんニュージーランドにも良い部分はたくさんありますが、「コンビニ文化」に関しては、正直比べ物にならないです。
帰国したらまずセブンでおにぎりとカフェラテ買って、店内のゴミ箱に捨てて帰りたい。それくらい、恋しい存在です。
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