ニュージーランドの首都・ウェリントンといえば、自然豊かで落ち着いた雰囲気の港町。博物館やカフェ、海辺の風景も美しく、住んでいてとても穏やかな気持ちになれる都市です。
ただ──ひとつ、どうしても思ってしまうのが…
「え、首都なのに“テーマパーク”がないの!?😲」
そうなんです。遊園地やアトラクション、絶叫マシンがそろったような“いわゆるテーマパーク”が、ウェリントンにはほぼありません。
日本で言えば東京ディズニーランドやUSJのような大型施設がないことに、最初はちょっと驚きました。
今回はそんな「ウェリントンにテーマパークがない」という点について、実際に住んで感じたことを正直に語ります。
首都なのに!?遊園地らしい場所がない理由とは?
ウェリントンは確かにニュージーランドの首都ではありますが、首都=娯楽が多いという日本的なイメージとは少し違います。
その理由として考えられるのは:
- 人口が少ない(約20万人ちょっと)
- 都市より自然と文化に重点がある
- そもそもNZ全体が“遊園地文化”にあまり重きを置いてない
ニュージーランドでは「自然が一番の遊び場」という感覚が強く、公園やビーチ、山や湖でのアクティビティが主流。
たしかに、それはそれで素敵な文化。でも、たまには思いっきりジェットコースターに乗って叫びたい日だってあるんです…!
どこに行けばテーマパークっぽいものがある?
実は、ニュージーランド国内でもいくつか小規模な遊園地やテーマパークは存在します。
🎢レインボーズ・エンド(Rainbow’s End)/オークランド
- 国内で最大規模のテーマパーク(といっても日本の地方遊園地くらい)
- 絶叫マシン・キッズ向けエリア・ゴーカートなどあり
- ウェリントンから飛行機で約1時間
🐑アグロドーム(Agrodome)/ロトルア
- テーマパークというより“農場体験施設”に近い
- シープショーや羊の毛刈り体験など、NZらしい楽しさが魅力
ただ、どちらもウェリントンからは遠いのがネック。
「週末にふらっと行ける距離感じゃないんだよなぁ…」と、正直ちょっと物足りなさを感じてしまいます。
カフェや映画館はあるけど…「ワクワク系」が少ない
もちろん、ウェリントンにはおしゃれなカフェ、映画館、美術館、音楽フェスなどがあります。
文化的なコンテンツは豊富で、落ち着いた楽しみ方ができる都市です。
でも日本で慣れ親しんだ、「朝から夜までアトラクションを回る!」「テーマパークで非日常を全力で味わう!」みたいなワクワク体験はちょっと恋しくなる…。
遊園地=子どもだけのものではなく、大人も気分転換に必要なんだと改めて実感しました。
子どもたちはどこで遊んでるの?
実際、現地の家族連れや子どもたちはどこで遊んでるの?と気になりますよね。
- ビーチでサーフィンや砂遊び
- 大きな公園(スライダーやブランコあり)
- ラグビー観戦
- 地元のイベントやマーケット
このように、“自然と遊ぶ”のがスタンダード。
もちろん素敵な過ごし方ですが、「テーマパークでしか味わえない体験」もやっぱりほしくなるなと思ってしまいます。
もしウェリントンにテーマパークができたら?
個人的に、「自然と都市のバランスがいいウェリントンだからこそ、小さくてもいいからテーマパークがあったら最高じゃない?」と思っています。
- 港沿いの敷地に観覧車
- NZの動物や自然をモチーフにしたミニパーク
- ロード・オブ・ザ・リングの世界観を体験できる施設(←観光的にも需要ありそう)
観光客にも地元の人にも喜ばれると思うし、何より子どもたちの思い出作りにもなりそう!
まとめ:ウェリントンにはテーマパークはないけど…
- 首都なのに遊園地がないのはちょっと寂しい
- NZは自然と触れ合う文化が根付いている
- 遠くには遊園地もあるが、気軽に行けない
- 将来的に小規模でもいいからパークができたら嬉しい!
日々の生活は満足しているけど、たまには「思いっきり遊ぶ場」がほしくなる。
それが日本出身の自分としては、ウェリントン生活で感じたちょっとした不満=本音です。
自然と文化を大切にしながらも、ワクワクできる場所ももっと増えていったら嬉しいな…!
コメント