「英語ができなくてもワーホリ行けるよ!」
そんな言葉に背中を押されて、私はニュージーランドでワーキングホリデーを始めました。
そして実際に、運良く仕事も見つかりました。
でも、働き始めてから感じているのは——
**“英語が話せないと、こんなにも孤独なんだ”**という現実です。
周りは英語で盛り上がってるのに、自分だけ沈黙
職場では、同僚たちが当たり前のように英語で会話しています。
仕事の合間に笑い合ったり、冗談を言い合ったり。
でも私はその輪の中に入れず、ただ黙って作業を続ける日々。
聞き取れない。話せない。
相づちすら打てず、ただそこに「いるだけ」の自分。
「自分だけが会話に入れていない」
「みんなの中に、自分の居場所がない」
そう感じるたびに、英語力のなさ=人間関係の壁なんだと思い知らされます。
英語が苦手でも働ける。でも、馴染めるとは限らない
「英語ができなくても、仕事はある」
これは本当です。
実際、私も英語が苦手なままで採用してもらえました。
でも、働き続ける中で感じる疎外感や孤独感は、覚悟しておいた方がいいと今は思います。
最初は「そのうち慣れるかな」と楽観的に考えていました。
でも、数週間経っても状況はあまり変わっていません。
それどころか、同僚同士の仲がどんどん深まっていく中で、自分だけが取り残されていく感覚が強くなってきています。
話しかけられても返せない。返したくても言葉が出てこない
「話しかけてもらえれば、なんとかなる」そう思っていました。
でも、実際に話しかけられても、返事ができない。
頭ではわかっていても、言葉が出てこない。
焦れば焦るほど言葉は出なくなって、「Sorry?」と聞き返すことすら怖くなる。
そしてまた話しかけてもらえなくなる——この繰り返しです。
英語が話せないだけで、ここまで自分の価値が下がったように感じるなんて思ってもみませんでした。
でも、これがリアルです。
解決策なんて、正直見つかっていない
「こうすれば大丈夫!」なんてアドバイスは、今の私にはできません。
だって、今も毎日、英語ができない自分に落ち込んでるし、孤独も感じてるし、前向きになれない日も多いから。
それでも、こうしてブログに気持ちを書くことで、少しだけ心が軽くなります。
そして、もしかしたらこの記事を見て「自分と同じだ」と感じてくれる誰かがいるかもしれない。
そう思って、今この文章を書いています。
英語が話せないままワーホリに来た人へ
不安でも、焦ってても、孤独でも、それはあなただけじゃないです。
綺麗ごとは抜きで、私は今まさにその渦中にいます。
それでも生きてるし、働いてるし、ごはんはちゃんと食べてる。
少しでも、誰かの心が軽くなれば嬉しいです。
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