ニュージーランドでのワーキングホリデー生活。
実際に来てみると、日本にいたときには想像できなかった「リアル」なギャップがいくつもあります。
この記事では、これからワーホリに行く人に向けて、私自身が「もっと早く知っておけばよかった!」と感じたリアルな生活体験を5つにまとめました。
後悔しないための準備として、ぜひ参考にしてみてください。
1. 英語が話せなくても生活できるけど、仕事の選択肢は狭い
まず多くの人が不安に思うのが英語力。
結論から言うと、英語が苦手でも生活自体はなんとかなります。特に大都市では日本人向けの求人もありますし、スーパーマーケットやカフェでも簡単な英語で乗り切れる場面は多いです。
ただし、仕事となると話は別。
英語が苦手だと応募できる職種が限られ、なかなか採用されません。特に接客系の仕事では、英語でのコミュニケーションが必須です。
私も最初は英語がほとんど聞き取れず、日本食レストランのスタッフとしてようやく雇ってもらえました。職場の英語での指示が理解できず、慣れるまでは毎日クタクタでした。
「英語ができないとワーホリは無理」ということはありませんが、選べる選択肢が少なくなるのは間違いありません。出発前に最低限の日常英会話や接客英語を練習しておくと、スムーズにスタートが切れます。
2. 家探しはスムーズだったけど、ラッキーだっただけかも?
意外にも、私の家探しはそこまで苦労しませんでした。渡航する前からFacebookの投稿を見て内見を申し込み、条件も良かったため即決。現在もその家で快適に生活しています。
ただ、これは「たまたまタイミングと運がよかった」だけだったかもしれません。実際、SNSなどではなかなか家が見つからず、バックパッカーズに長期間滞在している人もよくみかけます。
ニュージーランドの家探しはスピード勝負です。投稿が出た瞬間に連絡して、内見・即決するくらいの行動力が必要になります。
家賃には水道光熱費・Wi-Fiが含まれていることも多いですが、条件はしっかり確認を。見た目はきれいでも騒音がひどい家や、オーナーとトラブルになるケースもあります。
私のようにスムーズにいく人もいますが、事前に備えておくに越したことはありません。
3. 「賄い付きバイト」は節約の神!食費が激減
ワーホリ生活では何かと出費がかさみますが、その中でも意外と大きいのが食費です。
私の場合、働いている日本食レストランで賄い(まかない)が支給されるため、1日のうち1食はほぼ無料です。これがかなり大きい。
1日1食まかないで浮かせると、月にすると30食以上。スーパーで毎回買い物するよりも断然節約になります。
外食は高いし、自炊も地味に出費がかさむニュージーランドでは、「まかない付きのバイト」は本当にありがたい存在。働きながら食費も抑えられるので、これから仕事を探す人はぜひ条件としてチェックしてみてください。
4. バスは高い!徒歩と自転車が現実的な交通手段
意外と見落としがちなのが交通費の高さです。
ニュージーランドでは、公共交通機関の運賃が日本よりも高めだと感じています。
そのため私は現在、全て徒歩で移動しています。実際にやってみると、職場やスーパーが徒歩圏内にある生活スタイルは意外と快適です。交通費もゼロで済みますし、健康的。
天気が悪い日はちょっと大変ですが、「生活コストを抑えたい」「通勤に毎回お金を払いたくない」という人には、徒歩生活はアリだと思います。
5. 自由すぎて不安になる日がある。小さな目標が支えに
「ワーホリ=自由に海外生活ができる!」と夢見て渡航した人ほど、実際に現地で「何をしたらいいかわからない」という状況に直面することが多いです。
仕事がない日、誰とも話さない日、予定のない日。
そんなとき、ふと「何のために来たんだろう?」と不安になることがあります。私もそうでした。
でも、自分の中で「毎日1つ英語のフレーズを覚える」「1週間に1回はブログを書く」「SNSで発信する」といった小さな目標を立てたことで、心のバランスが整いました。
自由すぎる生活に戸惑ったら、自分なりのペースで「やること」を決めてみてください。気持ちが安定しますし、成長も実感しやすくなります。
おわりに|ワーホリ生活を後悔しないために
ニュージーランドのワーホリ生活は、楽しいことも多い反面、思っていたより厳しい現実もあります。
でもそれは「事前に準備しておけば避けられたこと」も多いです。
特に、以下の3つは渡航前にやっておいて損はありません。
- 最低限の英語力をつける(特に接客英語)
- 家探しや求人情報を事前にチェックしておく
- 何もない日でもやること(小さな目標)を決めておく
「なんとかなる」で行くのもアリですが、少しでも不安を減らしたいなら、この記事の内容を参考に自分なりの準備をしてみてください。
あなたのワーホリ生活が、充実したものになりますように!
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