ニュージーランドでワーキングホリデーを始めてから驚いたことのひとつが、水道水をそのまま飲めるという点です。日本でも基本的には水道水が飲めますが、海外ではミネラルウォーターを買うのが当たり前な国も多いですよね。そのためニュージーランドに来たばかりの頃、「本当に安全なの?」と少し不安に感じました。そこで今回は、実際にニュージーランドで生活してみてわかった水道水事情を詳しく紹介します。
ニュージーランドの水道水は基本的に安全
ニュージーランドの水道水は、世界的に見ても高品質で安全だと言われています。特に都市部ではしっかりと浄水処理されているため、そのまま飲んでも健康上の問題はありません。スーパーでミネラルウォーターを買わなくても、コップに注いでそのまま飲めるのはとても便利です。
ただし地域によっては地下水や山からの水を利用している場所もあり、ミネラル分が多かったり、少し独特な味を感じることもあります。最初は「ちょっとクセがあるかな?」と思いましたが、慣れてくると逆に自然な水の味として美味しく感じるようになりました。
ペットボトルを買う必要がほとんどない
日本では外出時にコンビニでペットボトルの水を買うことが多いですが、ニュージーランドではほとんど必要ありません。理由は以下の通りです。
- 公園や街中に給水ポイントが多い
- カフェやレストランでも「Can I get some water?」と聞けば無料で出してくれる
- 家の水道水をそのままマイボトルに入れて持ち歩ける
そのためニュージーランドに来てからは、マイボトル生活が当たり前になりました。結果的にお金の節約にもなりますし、プラスチックごみの削減にもつながるので、まさに一石二鳥です。
ただし注意点もある
便利で安心なニュージーランドの水道水ですが、いくつか気をつけた方がいいこともあります。
- 古い家の配管
築年数が古いフラットやアパートでは、配管の状態によって水に鉄っぽい味がすることがあります。そういうときは一度水を流してから飲むと安心です。 - 地方やキャンプ場
都市部では問題ありませんが、田舎の一部地域やキャンプ場では「煮沸してから飲んでください」と案内されることがあります。旅行中は注意が必要です。 - 味の違い
ニュージーランドの水道水は軟水に近いですが、地域によってはミネラルが多く含まれていて、日本の水よりも「重たい」と感じることがあります。慣れるまではフィルターを使う人もいます。
実際に生活して感じたメリット
- 生活コストが下がる
水を買う必要がないので、1ヶ月でかなりの節約になります。 - いつでも水分補給できる
レストランでも無料、街中でも給水できるので喉が乾いても安心。 - エコな生活につながる
ペットボトルを買わないため、ごみが減って環境にもやさしい。
特にワーホリや留学で長期滞在する人にとっては、この「水道水が飲める」という環境は本当にありがたいです。
ニュージーランドで水を楽しむポイント
- マイボトルを必ず持ち歩く
- 初めての地域では一度地元の人に「この地域の水は飲める?」と聞いてみる
- 味が気になる人は安価な浄水ポットを使うのもおすすめ
まとめ:ニュージーランドの水道水は安心して飲める!
ニュージーランドでは水道水をそのまま飲めるのが当たり前で、生活しているとその便利さを強く感じます。ペットボトルの水を買う必要がないので節約になるし、何よりもエコ。旅行者やワーホリで滞在している人も、安心して水道水を飲んで大丈夫です。
もしニュージーランドに来る予定があるなら、お気に入りのマイボトルをひとつ持ってくることを強くおすすめします。環境にも財布にもやさしいニュージーランドの水を、ぜひ体験してみてください。
コメント