ニュージーランドと聞くと、四季があるとはいえ「冬もそこまで寒くない」というイメージを持っている人は多いと思います。私もそのひとりでした。日本の真冬のような雪国の寒さはないだろうし、温暖な南国に近い気候なんじゃないか…そう思っていました。
しかし、実際にワーキングホリデーでニュージーランドに来てみると、その考えは見事に覆されました。特に私が住んでいるウェリントンは、寒さよりも「風の強さ」が大きな特徴。気温以上に体感温度を下げる風に、毎日びっくりしています。
事前のイメージ:冬でも過ごしやすいと思っていた
日本にいた頃、ニュージーランドの冬の気温をネットで調べると、ウェリントンで平均10℃前後、オークランドではもう少し暖かく12〜14℃くらいと出てきます。
これを見た私は「日本の冬よりずっと暖かそう」と安心していました。雪が積もることもほとんどないし、氷点下になることも少ないと知って、厚手のコートも必要ないだろうと思い込んでいたんです。
実際の冬:風の強さが寒さを倍増させる
ウェリントンに来てみて最初に驚いたのは、風の強さでした。
街を歩いていると、髪の毛が一瞬で乱れるレベルの突風が日常茶飯事。ビルの間や海沿いでは、まっすぐ歩くのが難しいほどの風が吹くこともあります。
この風が冷たく、体感温度を一気に下げるんです。気温は10℃でも、風の影響で体感は5℃以下に感じる日もあります。特に雨と風が同時に来ると、傘が一瞬で壊れそうになるので、地元の人は傘をささずにレインコートや防水ジャケットを着ることが多いです。
家の中も意外と寒い
もう一つの驚きは、ニュージーランドの家の中が日本ほど暖かくないこと。
日本では冬になるとエアコンやストーブ、こたつなどでしっかり暖房しますが、ニュージーランドの家は断熱や暖房設備が不十分な場合が多く、室内が冷えやすいです。
私の住んでいる家も、暖房は小さなヒーターだけ。朝起きたときは外と変わらないくらいの寒さを感じることもあります。室内で厚着をする、湯たんぽを使うなど、寒さ対策が必須です。
日本との冬の違い
日本の冬は、地域によっては雪が積もり氷点下になる厳しい寒さがありますが、風の強さや室内環境はそこまで極端ではありません。
一方、ニュージーランド(特にウェリントン)の冬は、雪はほぼ降らないものの、強風と湿度の高さで体感的にはかなり冷えます。また、室内の暖かさがあまり保たれないため、外より中のほうが寒く感じる日もあるほどです。
冬を快適に過ごすための対策
ニュージーランドで冬を快適に過ごすためには、日本の「気温だけを見て判断する感覚」を捨てることが大切です。おすすめの対策は以下の通りです。
- 防風性の高いアウターを用意する
ダウンよりも、防風・防水ジャケットが役立ちます。風を防げるだけで体感温度が大きく変わります。 - 室内用の防寒アイテムを持つ
湯たんぽ、厚手の靴下、室内スリッパなどで足元から温めるのがおすすめです。 - 重ね着を工夫する
ヒートテック+セーター+ジャケットのように、温度変化に対応できる重ね着が便利。 - 傘よりレインコート
風で傘が壊れることが多いので、現地の人のようにレインコート派になると快適です。
まとめ:冬は寒くないという思い込みは危険
ニュージーランドの冬は、数字だけ見ると日本より暖かそうですが、実際は風と室内環境の影響で予想以上に寒く感じます。特にウェリントンは「世界一風の強い首都」とも呼ばれるほどなので、防寒と防風の準備は必須です。
これからワーキングホリデーや留学で来る予定の方は、「雪は降らないけど寒い国」と思っておくと失敗しません。私のように「冬はそこまでじゃないだろう」と軽く見ていると、初めての冬でびっくりするはずです。
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