ニュージーランドで外食をすると、日本との文化の違いに驚かされることが多いです。その中でも私が一番「不思議だな」と感じたのが、レストランに伝票がないこと。日本では注文するたびにテーブルに伝票が置かれ、最後にそれをレジに持っていくのが当たり前ですよね。しかしニュージーランドでは、その文化がまったくありません。
では、なぜ伝票がないのか?どうやって会計をスムーズに行っているのか?今回は、私が実際に体験して気づいたことや、日本との比較を交えながら紹介していきます。
日本のレストラン文化:伝票が当たり前
日本のレストランやカフェでは、スタッフが注文を取るとすぐにテーブルに伝票が置かれます。追加注文をすれば、その都度伝票に書き加えられ、最後にその紙をレジへ持っていく。これは効率的で、どのお客さんが何を頼んだのか一目でわかる仕組みです。
また、日本は「正確さ」をとても大事にする文化。お客さんの注文を間違えず、きっちりと管理するために伝票が存在しているとも言えます。
ニュージーランドのレストラン文化:伝票がない!
一方で、ニュージーランドのレストランに行くと驚くことに、テーブルに伝票が置かれることがほとんどありません。追加注文をしても、スタッフはその場で覚えているように見えるのです。
「え、本当に大丈夫?忘れないの?」と最初は不安になりました。ところが、実際に会計をするとちゃんと合っていることが多い。どうやら、スタッフがテーブル番号や客の顔を覚えているようなんです。
ニュージーランドの飲食店では、テーブルごとに会計を分ける文化(Split bill)や、最初からその場でお金を払う文化もあるため、日本のように「伝票を最後にまとめる」という仕組みがそもそも必要ないのだと感じました。
どうやって覚えているのか?
では、ニュージーランドのスタッフはどうやって管理しているのでしょうか。私が観察した中で、いくつかの方法があります。
- テーブル番号で管理している
伝票はなくても、注文はハンディ端末や紙に書いてキッチンへ送っています。その際に「テーブル番号」が必ず紐づけられるため、レジではお客さんが「Table 5」などと伝えればすぐに会計できる仕組みです。 - 顔と注文を覚えている
小さなカフェやバーでは、スタッフがその場で顔と注文を記憶しています。お客さんとの距離が近いため、覚えているのも自然なことかもしれません。 - その場で会計を済ませるスタイル
ファストフードやカジュアルレストランでは、最初にカウンターで注文・支払いを済ませることも多いです。この場合、伝票の役割自体が必要ありません。
日本との大きな違い
日本とニュージーランドを比べると、レストラン文化の違いがよく見えてきます。
- 日本:正確さ・効率を重視 → 伝票でしっかり管理
- ニュージーランド:自由さ・人との信頼を重視 → 伝票なしでも運用可能
日本では「ミスをなくすこと」が最優先ですが、ニュージーランドでは「お客さんとスタッフの信頼関係」や「シンプルな運営」が優先されているように感じます。
実際に困ったこと・驚いたこと
もちろん、伝票がないことで戸惑う場面もありました。
- 割り勘がやや複雑
日本では一括会計が基本ですが、ニュージーランドでは一人ずつの支払いが可能です。ただ、伝票がないので「自分は何を頼んだか」をその場で説明しないといけないことも。 - 多人数の注文が混乱しやすい
大人数で行ったときは、スタッフがしっかり覚えているのに驚きました。逆に日本なら伝票を見ながら確認できるので安心ですが、NZでは「人の記憶」が頼りになる部分が大きいです。
まとめ:文化の違いを楽しむ
ニュージーランドでレストランに行くと、伝票がないことに驚くかもしれません。しかし、それは効率ではなく「人とのやり取り」を大切にする文化の表れでもあります。
「伝票がなくても何とかなる」——そんなおおらかさに触れると、日本のきっちりした仕組みとの違いを実感できます。ワーキングホリデーや旅行でニュージーランドに来た方は、ぜひこの文化の違いを体験してみてください。
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