ニュージーランドで生活していて、「これ、日本にはないな〜最高じゃん」と思ったもののひとつが、バーでお酒を“試飲”できる文化です。
日本では居酒屋やバーで飲みたいお酒を試すなんてことは基本的にできませんよね。でもニュージーランドでは、気になったビールを一口サイズで試してから選べるお店がたくさんあります。
お酒好きにも、そうじゃない人にも嬉しいこの文化。実際に体験してみて感じたことを、日本との違いと合わせて紹介します!
ニュージーランドのバーでは「試飲」が普通にできる!
たとえばウェリントンなどの都市部には、クラフトビールを取り扱うバーがたくさんあります。
10種類以上のビールがずらっと並んでいて、見たこともないような銘柄がいっぱい。どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
でもそんなとき、カウンターで「Can I try this one?(これ試せますか?)」と聞くと、無料で少量注いでくれるんです!
実際に私も緊張しながら聞いてみたんですが、店員さんはすごくフレンドリーで「もちろん!」とニコッとしながら注いでくれました。
こういうちょっとしたやり取りも、英語の勉強になって楽しいです。
注文する前に「好みの味」を探せる安心感
クラフトビールって、見た目や名前だけでは味が全然わかりません。
・苦いのか、甘めなのか
・軽いのか、濃いのか
・フルーティーなのか、スモーキーなのか
せっかく一杯頼んでも「なんか思ってたのと違った…」ってこと、よくあると思います。
でも、試飲ができるおかげで、失敗せずに好みの味を選べるんです。
これはお酒にそこまで詳しくない人にとってもめちゃくちゃありがたいポイント!
日本の居酒屋にはない!だからこそ感じる特別感
日本だと、バーでも居酒屋でも基本はメニューを見て即注文。
「試してから決める」なんて発想はほぼありません。
お店によってはスタッフに聞いておすすめしてもらうことはできても、「ちょっと飲んでみてから決めていい?」なんて、まず言えないし、実際そんな文化もありません。
だからこそ、ニュージーランドの「まず飲んでみなよ!」っていうフランクな雰囲気はめちゃくちゃ心地よいし、お酒を選ぶこと自体がひとつの楽しい体験になってると感じました。
実際の体験:ビール選びが楽しすぎた話
ある日、ウェリントンのバーで「おすすめのビールってどれ?」と聞いたら、「好きなスタイルある?飲んでみる?」と3種類もテイスティングさせてくれました。
IPAは苦すぎたけど、セッションエールは軽くて飲みやすくてドンピシャ。
「じゃあこれにする!」と自信を持って注文できたし、会話も含めてすごくいい時間でした。
この体験をきっかけに、バーでビールを選ぶのが「面倒な作業」じゃなく「楽しいイベント」になりました。
英語ができなくてもOK!こんな風に聞けば大丈夫
英語が苦手でも大丈夫。シンプルなフレーズだけで試飲をお願いできます。
- “Can I try this one?”
- “Is tasting OK?”
- “Can I have a small sample?”
指を差しながら「This one, can I taste?」でも全然通じます。むしろ、そういうやり取りをきっかけに店員さんとフランクに話せることも多いので、勇気を出して聞いてみましょう!
まとめ:ニュージーランドのバー文化は、お酒を「選ぶ楽しさ」がある!
日本ではあまり見かけない“試飲できるバー文化”。
ニュージーランドではそれが普通のことで、お酒を飲む前からもう楽しい。
・英語の練習にもなる
・自分の好みがわかってくる
・ローカルとの会話も生まれる
・失敗しないから気持ちよく飲める
こういう小さな違いの中に、海外で暮らす面白さって詰まってるなと実感しました。
「飲む」じゃなく「選ぶ」から始まるニュージーランドのバー文化、ぜひ一度体験してみてください!
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