ニュージーランドで働き始めて、気づけば1ヶ月が経ちました。初めての海外バイト、初めての英語環境。毎日が挑戦の連続で、あっという間だったような、長かったような…そんな不思議な感覚です。今日は、日本とNZでの「働きやすさ」の違いを、1ヶ月たった今の視点で改めて振り返ってみたいと思います。
まず感じるのは、NZの職場はやっぱりフレンドリーで自由だということ。働き始めたばかりの頃は、その“ゆるさ”に少し戸惑いました。仕事の指示もざっくりで、「これで合ってるのかな?」と不安になることもありました。でも最近は、「自分で考えて動いていい」というスタンスに、少しずつ慣れてきた気がします。日本の職場ではマニュアルがしっかりしていて、「決まった通りにやること」が評価されることが多かったので、その違いは大きいです。
ただ、「自由=楽」ではありません。特に感じるのは、英語の壁です。日本なら、何か困ったことがあってもすぐに相談できるし、微妙なニュアンスも伝えられる。でもNZでは、まだ自信を持って英語を話せないので、「助けを求める」のもひと苦労。実は、別の店舗で働けるチャンスがあったのですが、英語力が足りず断られてしまいました。悔しさと同時に、「言葉が通じないこと」が、こんなにも働きづらさにつながるんだと痛感しました。
それでも、職場の人たちはとても親切です。わからないことを聞けばちゃんと教えてくれるし、私の英語にもしっかり耳を傾けてくれます。日本では「できて当たり前」とされることも多いけど、NZでは「トライしている姿勢」を評価してもらえるのが救いです。
今の率直な気持ちを言うと、「日本の方が圧倒的にラク」と思ってしまう瞬間もあります。でも同時に、「今ここでしか味わえない成長のチャンス」があるのも事実です。働きやすさとは、単なる快適さだけじゃなく、「自分がどう変われるか」にも関係している気がします。
これからもっと英語に慣れて、もっと自然に働けるようになったとき、また違った「働きやすさ」を感じられるのかもしれません。焦らず、自分のペースで前に進んでいきたいです。
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