ニュージーランドでワーキングホリデー中に、ジャパレス(日本食レストラン)で働いているとよく聞かれることがある。
「ジャパレスって、昇給とか出世ってあるの?」「時給ってずっと変わらない?」
今回は、実際に自分が働いている環境や見てきた経験をもとに、“ジャパレスのキャリアアップのリアル”をお話しします!
■ ジャパレスでもポジションはある!
まず、意外かもしれないけどジャパレスでもポジションはちゃんとある。
たとえば、自分の職場では:
- フロアスタッフ(一般)
- キッチンスタッフ
- ヘッドシェフ/ヘッドフロア
- マネージャー(店長)
- オーナー(本社側)
みたいな感じで役割が分かれてる。
基本的に最初はみんな「一般スタッフ」からスタートだけど、信頼されて仕事を丁寧にこなしていくと、少しずつ責任のある仕事を任されるようになる。
たとえば、シフトの管理、仕込みの一部、発注の補助、閉店作業のリーダーなど。
■ 昇給や時給アップのタイミングは?
これも店によるけど、実際に昇給のチャンスはある。
たとえば、自分の職場では「日本に帰国する人が出たタイミングでシフトやポジションが動いた」ことがあって、その影響で自分の働く時間が増えたり、時給の話が出たりした。
ちょうど最近、日本人の1人が帰国して、少しだけその影響で自分のシフト時間が延びた。
「誰かが辞めたらチャンスが来る」っていうのは、ジャパレスでは結構リアルな話だと思う。
■ ジャパレスで評価される人って?
昇給やポジションが上がる人の特徴として、こんな共通点があると思う:
- ミスしても素直に謝れる
- わからないことはその場で聞く
- 時間通りに来て、サボらない
- 英語が話せなくても、積極的にトライする
- 「自分の仕事だけ」じゃなくて周りを見れる
特に、英語が苦手でも、真面目に頑張ってる人は信頼されやすい。
逆に、英語ペラペラでも態度が適当だったら、すぐに信用失うこともある。
■ 昇給やポジションに関する注意点
ただし、ニュージーランドは法律で最低賃金が決まってるから、そこを下回ることはないけど、店によっては「昇給なし」「ずっと同じ時給」ってところもある。
あとは、「出世したい」と思っても、ワーホリで働けるのは最長1年だから、長期的な出世はローカルスタッフのほうがしやすい。
それでも、1年以内でも評価されてポジションアップした人は実際に見たことがあるし、何より“働きやすくなる”っていうのは本当にある。
■ 信頼関係がすべての鍵
一番大事なのは、やっぱり信頼されること。
「この人に任せたい」って思ってもらえるかどうかで、すべてが変わる。
そのためには、毎日の小さな積み重ね。
- 笑顔であいさつ
- わからなくても調べたり聞いたりする姿勢
- 少しでも自分の役割を超えて動くこと
そういう日々の行動が、気づいたら“ポジション”とか“シフトの優遇”とか、“時給”にちゃんとつながってくる。
■ まとめ:ワーホリでもチャンスはある!
「ジャパレスだから出世なんてない」って思われがちだけど、実際には信頼を積み重ねればポジションアップも昇給も可能。
特に、誰かが帰国したタイミングとかでチャンスが回ってくることもある。
それをつかむかどうかは、自分次第。
ワーホリはたった1年だけど、1年の中でもちゃんと「評価される働き方」をしていけば、働きやすさも収入も変わってくるっていうのは、実体験として感じてる。
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