今回は、*カフェでパンやクロワッサンを頼んだときの「ナイフだけ添えられてくる謎」について書いてみたいと思います。
日本ではあまりない体験だったので、最初は本当に戸惑いました。
この記事では、そんなニュージーランド・カフェ文化の小さなカルチャーショックと、実際どうやって食べてるのか、周りの人の食べ方、そしてそこから感じた文化の違いについてもお伝えします。
注文したのはクロワッサン。でもフォークがない?
ある日、仕事前の午前中にカフェに入ってクロワッサンを注文しました。
店内はゆったりした空気が流れていて、おしゃれな音楽とともに、焼き立てパンの香りがふわっと漂ってきます。
しばらくして店員さんがクロワッサンをプレートにのせて持ってきてくれたのですが…
そこに添えられていたのは「ナイフ一本」だけ。
……え?フォークは?手で食べる?ナイフで切ってそのまま食べるの?
頭の中は疑問だらけ。
日本だったらフォークとナイフのセットが出てくるのが当たり前だと思っていたので、このスタイルには正直戸惑いました。
他の人を観察してみたら…
どうしていいかわからなかった私は、店内で他の人たちがどうやってパンを食べているのか、こっそり観察してみました。
すると意外にもみんな自由!
- 手でがっつりそのままかぶりつく人
- ナイフで半分に切って手で持って食べる人
「これが正解!」という決まった食べ方はないようです。
しかも、誰も手で食べてることに文句を言ったり変な目で見たりする人もいない。
自由でフレンドリーなNZらしい光景でした。
実際どうやって食べたのかというと…
迷った結果、私はナイフで半分に切って、手で持って食べました。
正直、バターとかチョコが入っている系のパンだったら手がちょっとベタつくけど、周りが気にしていないので自分も気にならなくなってきました。
今ではもう慣れてしまって、「ナイフだけ出てきても、まあそういうもんだよね」くらいに思えるように。
フォークが出てこないのはなぜ?
色々なカフェを巡ってわかったのですが、NZではパンやスコーン、マフィンなどの軽食は基本「手で食べるもの」という感覚が強いようです。
ナイフはあくまで「切るため」であって、「食べるため」ではない。
なので、ナイフ=カット用、手=口に運ぶ用という使い分けになっているみたいです。
また、フォークを出さないことで洗い物が減る=エコでもあるし、お店側としても効率がいいのかもしれません。
ちょっとした文化の違いが新鮮
こうした些細な違いこそが、海外生活の面白さだなと感じます。
日本では「マナー」としてフォークとナイフが揃っていないと不自然に思われがちだけど、ニュージーランドでは「食べやすいように食べればいい」という自由な考えが根づいている印象です。
それに、「パンを手で食べる」ってよく考えたら自然なこと。
日本では「手で食べると行儀が悪い」とされる場面もあるけど、海外ではそこまで堅苦しくない。
旅行やワーホリで来る人へのアドバイス
これからニュージーランドに来る予定の方や、カフェ巡りが好きな方は、ぜひこうした違いも楽しんでみてください。
初めてのカフェ体験で「なんでフォークがないの!?」と焦るかもしれませんが、それが現地流。
気になる人は「Can I have a fork, please?」って一言頼めば、ちゃんと持ってきてもらえるので安心です!
まとめ:ナイフだけでも慌てないで!
カフェでパンを頼んだらナイフしか出てこない——最初は驚きますが、それもまた海外生活の醍醐味。
文化や常識の違いを受け入れながら、少しずつその国の「当たり前」に慣れていくのがワーホリの面白さです。
これからも、そんな小さな「?」を大切にしながら、ニュージーランドでの生活を楽しんでいきたいと思います!
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