2025年7月20日に行われた第27回参議院選挙で、ついに野党が与党を上回る結果となりました。
私は今、ニュージーランドでワーキングホリデー中なのですが、海外からこのニュースを見て、正直驚きました。というのも、日本の政治って「変わらなそう」「結局自民党が勝つ」っていう空気がずっとあったからです。
今回はこの参院選の結果をまとめつつ、海外から見た日本の政治の変化、そしてニュージーランドとの比較や気づきも交えてお話ししたいと思います。
🔵 与党が過半数割れ、野党が巻き返し!
まず今回の参院選、ざっくり結果を言うと:
- 与党(自民+公明)で過半数に届かず
- 野党が多くの1人区を制し、全体として優勢
- 特に立憲民主党、維新、共産などが議席を伸ばす
- 若者・都市部の票が野党に多く流れた
こんな感じでした。個人的に驚いたのは、与党が32ある「1人区」のうち、14しか取れなかったこと。
つまり地方でも政権批判が強まっているということです。
🔶 なぜ野党が勝てたのか?海外から見て思うこと
私は今ニュージーランドで暮らしていて、現地の人たちと政治の話をする機会もあります。そこで感じるのは、日本よりも「市民が政治に参加している感覚が強い」ということ。
ニュージーランドでは:
- 政治の透明性が高く、政治資金の流れも公開されている
- 若者も普通に政治の話をするし、選挙も当たり前に行く
それに比べて、日本の政治って「どうせ変わらない」「投票しても意味ない」っていう諦めムードが強かったように感じていました。でも、今回の選挙結果を見て、その空気が少しずつ変わってきたのかもと思いました。
🌍 ニュージーランドと比べてわかった日本政治の課題
1. 情報が偏っている
日本ではまだテレビ中心で政治報道がされることが多いですが、ニュージーランドではSNSやポッドキャストなど、多様なメディアで政治情報を得られるのが普通です。だからこそ多くの人が考えて投票してる印象です。
2. 若者の声が届きにくい
ニュージーランドでは若者でも立候補する人が多く、国会議員も年齢層が幅広い。
日本ではどうしても年配層中心になってしまい、若者の声が反映されにくい仕組みになってる気がします。
今回の選挙で野党が勝ったのは、そうした不満が少しずつ形になってきた結果とも言えます。
🇯🇵 海外にいると気づく「自分の国のこと」
正直、日本にいたときは政治の話を避けてました。難しいし、身近に感じられなかったからです。でも今、ニュージーランドで生活してみて、「自分がどこの国に生まれて、どんな社会を作っていきたいか」を考えるようになりました。
投票は義務じゃないけど、未来の選択なんだなって。
📝 日本はこれからどう変わっていくのか?
野党が今回勝ったからといって、すぐに政治が良くなるわけではありません。
でも少なくとも、今までの「一強体制」ではなくなりつつあります。
これはすごく大事な第一歩です。
- 多くの政党が議論し、より良い政策を競い合える環境
- 国民の声が反映されやすくなる国会運営
- 透明性や説明責任が求められる政治へ
海外にいると、「変わるってすごく大変だけど、変わらなきゃいけないこともある」って気づかされます。
最後に:海外からでも、日本の変化は感じられる
ワーホリでニュージーランドにいるからこそ、日本のニュースは毎日チェックしています。
昨日の参議院選挙は、正直日本を離れてから一番「日本が揺れたな」と思えた瞬間でした。
海外にいると、日本が見えてくる。
そして、帰るときに「少しでも良い方向に変わってたらいいな」と願う自分がいます。
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