ニュージーランドでワーキングホリデーをしていると、日本との違いに驚くことがたくさんあります。その中でも特に驚いたのが、家を借りたときに最初からほとんどの生活用品が揃っていたことです。
今回は、日本で賃貸を借りた経験と比較しながら、ニュージーランドの生活環境の違いをシェアしたいと思います。
日本の賃貸って、まじで何もない
私は日本にいた頃、何度か引っ越しを経験しました。そのたびに感じていたのは、「引っ越しってお金かかるな…」ということ。
なぜかというと、日本の賃貸は基本的に「空っぽ」です。
冷蔵庫も電子レンジもないし、ベッドも机もなければ、フライパンどころかスプーン1本も置いてありません。
もちろん「家具家電付き」の賃貸物件もありますが、数はかなり限られていますし、家賃が割高だったり、立地が悪かったりと妥協が必要になることも多いです。
ニュージーランドで借りた家、ほぼ全部揃ってた
一方で、今私が住んでいるニュージーランドのシェアハウスでは、入居した時点で生活に必要なものがほとんど揃っていました。
たとえば、
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- トースター
- 電気ケトル
- フライパンや鍋
- 食器(お皿、茶碗、マグカップ)
- スプーン、フォーク、箸などのカトラリー
- 調味料(塩、砂糖、醤油など)
最低限どころか、「あ、これもあるんだ!」と驚くようなものまで普通にキッチンに置いてあります。
正直、最初はびっくりしました。
シェアハウス文化が違いを作ってる?
これはシェアハウス文化の違いも関係していると思います。
日本だと「シェアハウス」は少し特別な選択肢というイメージがありますが、ニュージーランドではシェアハウスがかなり一般的。
そのため、「家に住む=生活に必要なものがある程度揃っている」のが前提になっている印象です。
オーナーやフラットメイトが前から住んでいて、家の設備をそのまま引き継ぐ形になるので、ゼロから買い揃える必要がないのが本当にありがたいです。
初期費用も節約できた!
日本で引っ越すと、家電を揃えるだけでも数10万円、家具まで揃えたら15万円以上かかることは普通です。
でも、今住んでいる家ではほとんど何も買わずにそのまま生活が始められました。
自分で買ったのは、
- シャンプーや洗剤などの消耗品
- 好みのマグカップ
- 小さめのまな板と包丁(こだわりたかったから)
くらいで、初期費用が圧倒的に安く済みました。
「自炊ができる環境」って大事だった
海外生活で何より助かったのが、「最初から自炊できる環境が整っていた」こと。
日本食が恋しくなっても、調理器具があれば自分で作れるし、フライパンや鍋があれば節約もできる。
外食に頼らず生活できるのは、精神的にも金銭的にもすごく大きいです。
とはいえ、多少の慣れは必要
もちろん、すべてが完璧ではありません。
・包丁が切れにくかったり
・フライパンのテフロンが剥がれてたり
・レンジの使い方が日本と違ったり
といった小さなトラブルはあります。でも、大きな出費や手間がかからないだけでストレスはかなり減ります。
まとめ:日本の常識は海外の非常識?
ニュージーランドで生活を始めてみて、「あれ、これが普通なんだ?」と思うことが何度もありました。
その中でも、家に家具や家電、キッチン用品が最初から揃っているというのは、日本とは大きく違う点だと思います。
もしこれからニュージーランドでワーホリを始める人がいたら、
「家具・家電なしの部屋に一人で住む」ではなく、
シェアハウスを検討してみると本当に快適にスタートできます。
実際に体験してみて感じたのは、
「日本の常識は世界の非常識」って、こういうところにも表れてるんだなあということ。
これからも、そんな“違い”を楽しみながら生活していこうと思います!
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