ニュージーランドでワーキングホリデーをしている私は、エージェントを一切使わずに渡航・準備・仕事探しまでやってきました。最初は不安もありましたが、結果的に「使わなくてよかった」と思っています。
今回は、エージェントを使わなかった理由と、そのメリット・デメリットを正直にシェアします。
そもそもエージェントって何をしてくれるの?
ワーホリ用のエージェントは、以下のようなサービスを提供しています。
- ビザ申請のサポート
- 航空券や保険の手配
- 銀行口座やIRDナンバー(税番号)取得のサポート
- 現地でのオリエンテーションや語学学校の紹介
- 就職先の紹介や履歴書添削
一見すると便利そうですが、数万円〜数十万円の費用がかかるのが普通です。
エージェントを使わなかった理由
私がエージェントを使わなかった理由はシンプルです。
「全部自分で調べればできそう」だったから。
実際、ネット上には体験談やステップごとの解説記事、公式サイトも充実しています。
たとえば:
- ニュージーランド移民局のビザ申請ページ(日本語での解説も多数あり)
- 銀行口座開設やIRD申請は現地で日本人がブログやSNSで丁寧に説明してくれている
- 求人サイト(Seek, TradeMe, Indeedなど)も無料で使える
時間と手間はかかりますが、費用を節約したい人には最適です。
実際どうだった?エージェントなしのリアル体験
私は全て自力で準備→渡航→現地生活スタートしました。
✔ ビザ申請
英語に不安がありましたが、ネット上の日本語ブログと移民局の説明を見ながら、数時間で完了。
✔ 航空券や保険
Skyscannerや楽天トラベル、海外旅行保険はクレジットカード付帯のものや安いものを選んで手配。
✔ 銀行口座・IRDナンバー
現地で手続きしましたが、日本人のブログに書かれていた通りで、スムーズでした。
✔ 仕事探し
正直、ここは少し苦労しました。エージェント経由なら紹介もあったと思いますが、自分でレストランに直接応募しました。最初の仕事は2週間ほどで見つけることができました。
エージェントを使わないメリット
① 大きな節約になる
数万円〜数十万円かかる手数料が丸ごと浮きます。そのお金を航空券や家賃に回せるのは大きいです。
② 情報収集力が自然と上がる
何でも自分で調べる必要があるので、英語力やリサーチ力が身につくし、現地でのトラブル対応力も上がります。
③ 自分のペースで準備できる
エージェントのスケジュールに合わせる必要がなく、自由に渡航日や住む場所を決められます。
デメリット・注意点もある
もちろん、全てが完璧というわけではありません。
① 情報の信頼性に注意が必要
ネットには古い情報もあるので、常に最新の情報を確認する習慣が必要です。
② トラブル対応は自分でやる
現地で困ったときに、助けてくれる人がいない場合もあります。英語力に不安がある人には少しハードルが高いかも。
③ 就職先の紹介はない
最初の仕事探しに時間がかかる人もいます。自信がない人は、最初だけ語学学校経由などでもOK。
結論:エージェントは「必要な人だけでOK」
エージェントを使うべきかどうかは人によります。
- 「英語が全くできない」
- 「トラブル対応が不安」
- 「時間がないから任せたい」
という人にはエージェントを使う価値があります。
でも、
- 「費用を抑えたい」
- 「自分で準備できる」
- 「ある程度調べるのが苦じゃない」
という人は、使わずにやっても全く問題ありません。
最後に:エージェントを使わなかったことで得られたもの
私はエージェントを使わなかったことで、お金の節約以上に「自信」と「行動力」を得ることができました。
最初は不安でしたが、「やってみたら案外できるじゃん」という感覚が、その後の生活の自信にもつながっています。
もし、あなたがこれからワーホリを考えているなら、一度「自力でできるか?」を真剣に考えてみてください。
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