【ニュージーランドワーホリ生活が激変】賄いのおかげで食費が半分になった話

バイト

ニュージーランドでのワーキングホリデー生活も、気づけばだんだん日常になってきました。最初はすべてが新鮮で、戸惑いながらも必死にこなしていた毎日。仕事を探して、やっと見つけて、少しずつ慣れてきた今、ふと気づいたことがあります。

「最近、食費がすごく減ってるかも。」

いや、正確に言えば、「賄い」のおかげで、食費が以前の半分くらいになっている感覚です。今回はそんな「賄いのありがたさ」について、しみじみ書いてみたいと思います。

賄いってこんなに大きいんだ…

働いているのは日本食のレストラン。お昼や夜のシフトの後に、スタッフ用に出される「賄い」があります。最初は正直、それほど期待していませんでした。「余ったものをちょっともらえるくらいかな?」と。でも、実際にはきちんとした量があって、お腹いっぱい食べられる。味ももちろん日本食だから、自分にとっては安心感があるし、なにより“温かいごはん”っていうのが、心に沁みます。

これが毎回出るわけではないけれど、週に何回かでもあるだけで、買い物の量が明らかに減りました。以前は毎回スーパーに行って、何かしら食材を買っていたのが、今では「今日は賄いがあるから、買い物しなくていいや」っていう日が増えてきた。知らないうちに、どんどん節約になっているのを感じます。

自炊の負担も軽減

ワーホリに来る前、「自炊は頑張ろう」と思っていました。外食は高いし、日本みたいにコンビニもないし、冷凍食品も少ない。だから最初の頃は、一生懸命自炊してました。カレーを大量に作って何日かに分けて食べたり、安い野菜を買って炒め物にしたり。

でも、正直しんどかった。疲れて帰ってきてからの自炊って、ほんとうに重い。洗い物も地味にストレスだったし、栄養バランスも偏りがちで、途中から「何のために頑張ってるんだろう…」と考えることもありました。

そこに賄いが加わったことで、自炊の頻度がぐっと減りました。作らなくていいっていうだけで、気持ちがだいぶ楽になるし、「自分のためにちゃんと作ってくれたごはん」があると、それだけで心が落ち着く。単なる節約というより、精神的な余裕をもらっている気がします。

節約以上の価値がある

もちろん、経済的な面で助かっているのは事実です。食費が減れば、そのぶん他のことに回せるし、余裕も生まれます。けれど、それ以上に、生活のなかで「無理しすぎないでいいんだ」と思える瞬間が増えたのが、自分にとっては大きいです。

ワーホリって、自由に見えて実は不安定な部分も多い。特に最初の1ヶ月は「ちゃんと生活できるかな?」というプレッシャーがずっと頭の中にある。でも、そんな中で「今日は賄いがある」「今日は頑張ったからごはんが楽しみ」って思えるようになったのは、日々の暮らしに安心をくれる大きな変化でした。

最後に:賄いは小さなご褒美

今の自分にとって、賄いは「小さなご褒美」です。頑張った後に温かいごはんがある、それだけで満たされる。特別じゃないけど、毎日の生活の中にある優しさ。それが、ニュージーランドで暮らす自分にとっての、大きな支えになっています。

これからワーホリを考えている人や、今まさに始まったばかりの人へ。もし賄いがある職場に出会えたら、それは本当にラッキーだと思っていいと思います。お金の面だけじゃなく、心にも栄養をくれる大切な存在。これからも感謝を忘れずに、大事に味わっていこうと思います。

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