ニュージーランドに来て、もうすぐ2ヶ月。
最初の頃は右も左も分からず、不安ばかりだったけど、少しずつこの生活にも慣れてきました。
運よく、来てから2週間ほどで仕事が見つかって、今はパートタイムで働いています。シフトは月曜日から金曜日までで土曜日と日曜日は完全にオフです。
そんな生活をしばらく送っているうちに、「仕事がある日」と「ない日」って、全然違う感覚で1日が過ぎていくことに気づきました。
どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、どっちにもそれぞれの良さとしんどさがある。
今日はそんな“日々の違い”について、ゆるく書いてみたいと思います。
◆仕事がある日
朝は少し早めに起きます。
出勤時間に合わせて身支度をして、少し緊張しながら出かけます。英語環境なので、出勤前には「今日は何を言われるかな」「聞き取れるかな」とちょっとした不安がつきもの。でも、いざ始まってしまえば、体は自然と動き始めます。
働いている間は、あっという間に時間が過ぎていきます。
忙しい時間帯はバタバタするし、正直「英語わからん!」ってなる瞬間もあるけど、終わったあとは「今日もなんとかなったな」ってホッとします。
そして地味に嬉しいのが、賄いがあること。
働いたあとに温かいご飯が待っているのは、地味に幸せ。
この時間だけは、「ああ、今日も頑張ってよかったな」って思えます。
帰宅すると、体はぐったりだけど、心は少しだけ満たされてる感じ。
「ニュージーランドに来てよかったな」って思える瞬間でもあります。
◆仕事がない日
仕事がない日は、少しゆっくりめの朝。
目覚ましに起こされずに自然に起きる朝は、やっぱり気持ちがいいです。
でも、不思議と「自由なのに、何しよう?」とちょっと手持ち無沙汰になったりもします。
洗濯や掃除など、生活のメンテナンスをする日もあれば、天気がよければカフェやビーチに行ったり、ぶらっと散歩に出かけたり。自分と向き合う時間が多い日でもあります。
ただ、自由な反面、やっぱり少しの不安もついてきます。
「今日は働いてないから、収入ゼロだな…」
「英語、今日全然話してないや」
そんなことを考えると、何もしなかった1日に対して罪悪感みたいなものが出てくることもあります。
でも、そんな“何もない日”があってこそ、自分の中のモヤモヤと向き合えたり、次のアクションを考えるきっかけになったりもする。
オフの日だからこそ、自分のペースで「次、何したい?」って考える時間を持てるんだなと思います。
◆どっちも大事だった
働く日は疲れるけど、達成感がある。
オフの日は気持ちに余裕ができるけど、不安もちらつく。
この2つのバランスって、実はすごく大事なんだと思います。
もし毎日仕事だったら、たぶん疲れ果ててしまうし、英語や人間関係に押しつぶされる日も出てくるかもしれない。
でも、もし毎日オフだったら、生活リズムが崩れて、焦りや孤独感に追われる気がする。
両方あるからこそ、「今日はこれでいい」って自分に言える日ができる。
ニュージーランドに来て2ヶ月。
仕事がある日も、ない日も、それぞれの景色があって、それぞれに意味がある。
どっちかだけじゃなくて、どっちも体験できてよかったなって、今は思います。
◆おわりに
これから先、もっと働く日が増えるかもしれないし、逆にまたオフの日が続くかもしれない。
でもどんな日でも、その日その日の過ごし方に意味を見出せたら、それがワーホリの「リアルな価値」なんじゃないかなと思っています。
自分のペースで、自分のリズムで。
これからも、ひとつひとつの“今日”を大切にしていきたいです。
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