ワーキングホリデーでニュージーランドに来てから、もう3ヶ月。
生活にも少しずつ慣れてきて、職場の人とも英語での会話に徐々に対応できるようになってきた。
最初は全然話せなかったけど、今は毎日英語に触れながら、確実に成長している実感がある。
今働いているお店も、正直とてもいい環境。
全てが英語だけど、だからこそ英語力も伸びるし、やりがいもある。
賄いも出るし、節約にもなっていて生活も安定してきた。
「このままずっとここにいてもいいかもしれない」──そんな風に思うこともある。
でも、心のどこかで、
「クライストチャーチに行ってみたい」
という気持ちが、ずっとくすぶっている。
クライストチャーチに行きたい理由:景色と気候に惹かれる
ワーホリでニュージーランドに来た理由のひとつが、「自然の中で過ごしてみたい」という思いだった。
その点で言えば、ウェリントンは少し“都会寄り”。もちろん美しい場所もたくさんあるけど、もっと広大な自然やダイナミックな景色を感じたい自分もいる。
クライストチャーチは、南島にある大きな都市。
そこからアクセスできる山や湖、そしてテカポやマウントクックといった絶景ポイントの数々。
ニュージーランドらしい自然を味わうには、やっぱり南島の方が魅力的かもしれない。
そして気候。
ウェリントンは風が強くて、晴れていても体感温度が低く感じることが多い。
南島の寒さは厳しいとも言われるけれど、風が少ない分だけ過ごしやすいという話も聞く。
「同じ寒さでも、“静かな寒さ”の方が心地よいんじゃないか」
そんな気持ちもある。
不安:南島で仕事が見つかるのか?
ただし、クライストチャーチに行くには不安も大きい。
最大の心配は、仕事が見つかるかどうかということ。
今の職場は、本当に運よく見つけることができた。
英語ができない中でもチャンスをもらえて、働かせてもらっている。
それを自分から手放して、全く知らない場所でゼロから探し直すのは、正直とても怖い。
しかも、これからニュージーランドは冬に向かっていく時期。
観光系の仕事が減る可能性もあるし、オフシーズンで求人自体が少なくなるかもしれない。
「今行くべきじゃないのでは?」という現実的な声が、頭の中で何度も響く。
それでも「行ってみたい」と思ってしまう
安定よりも、新しい挑戦に惹かれてしまう気持ち。
それがワーホリでここに来た理由だったはず。
今までなら、“やめとこう”って言い訳していたけど、せっかく海外にいるのなら、今しかできない経験をしたい。
クライストチャーチで新しい仕事を見つけるかどうかは、実際に行ってみないとわからない。
でも、そこでの生活が自分にとって特別なものになる可能性もある。
「いつか行けばいいや」じゃなくて、「行ってみようかな」と思える今こそ、動き出すタイミングなのかもしれない。
結論はまだ出ない。でも、迷う自分も悪くない
まだ答えは出ていない。
このままウェリントンに残るか、思い切って南島へ移動するか。
どちらが正解なのかなんて、たぶん行動してみないとわからない。
でも、この“迷っている時間”も、きっと自分にとって大切なプロセスなんだと思う。
どんな決断をするにせよ、少なくとも自分の中に「もっと見てみたい」「もっと感じてみたい」という気持ちがあることには変わりない。
もしクライストチャーチに行くなら、またここにその様子を記録したい。
景色も、仕事探しも、寒さも──全部含めて、ワーホリの一部だから。
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